ハンドル

シガ防虫、趣味の部屋。

私の愛車のハンドルが、かなりボロくなってきていたので、革を巻き直すことにしました。

スバル360のハンドル巻き直し

まずは、ベルト状の革をネット通販で手に入れ、縁を折り曲げて縫っていきます。

写真に写っている「菱目打」が大活躍です。

これで定間隔の下穴をあけるんですね。

言葉でいうと簡単ですが、手縫いなんで丸一日かかっています。

スバル360のハンドル革巻き直し

で、ボンドをつけながらハンドルに巻きつけていきます。

というわけで、完成したので、久々に愛車のエンジンをかけて試運転‥、

と思ったら、タイヤがパンクしていました。

チューブタイヤなんで、タイヤを外して、チューブをだしてチェックすると、‥ありました。穴。

ゴムパッチで修理して、チューブをタイヤに戻して、空気をいれ‥、「プシュー」、あれ?

またチューブをだして、空気の漏れをさがして‥。

ありました。穴。‥さっきはなかったはずなのに?

修理して、チューブをタイヤに戻して、空気を入れて‥、「プシュー」、なんで‥?

やっと気付きました。

なんという単純なミスか。

タイヤ本体に「クギ」が刺さったままになっていました。

そらなんべんチューブ直しても、また穴あくわな。

技術を売りにしている我が社で、こんなミスをしちゃうとは恥ずかしい限りです。

わざわざブログで公開することもないんですが、ま、いいでしょう。

全くミスをすることのない人間はいないと思いますし、要はミスのリカバリー技術と、繰り返さないことですよね。

さて、気を取り直して、試運転。

スバル360から見た田んぼ

なかなか手触りのいいハンドルになりました。

ゴキゲンさんです。

ハンドルの真ん中「YOUNG」の文字。

今時ヤングて!

と突っ込みたいところですが、なんせこの車昭和44年式。私と同い年です。

このエンブレムもボロかったので、アルミ板を磨いて、文字をサンドブラストで仕上げました。

ちなみにメーターパネル(の文字盤)も手作りです。

パソコンで作ったんですが、精密になりすぎないようにしています。

そんなわけで、田植えの終わった水田がきれいです。

ここ安土町はいいところです。