シガ防虫、趣味の部屋。
私の愛車のハンドルが、かなりボロくなってきていたので、革を巻き直すことにしました。
まずは、ベルト状の革をネット通販で手に入れ、縁を折り曲げて縫っていきます。
写真に写っている「菱目打」が大活躍です。
これで定間隔の下穴をあけるんですね。
言葉でいうと簡単ですが、手縫いなんで丸一日かかっています。
で、ボンドをつけながらハンドルに巻きつけていきます。
というわけで、完成したので、久々に愛車のエンジンをかけて試運転‥、
と思ったら、タイヤがパンクしていました。
チューブタイヤなんで、タイヤを外して、チューブをだしてチェックすると、‥ありました。穴。
ゴムパッチで修理して、チューブをタイヤに戻して、空気をいれ‥、「プシュー」、あれ?
またチューブをだして、空気の漏れをさがして‥。
ありました。穴。‥さっきはなかったはずなのに?
修理して、チューブをタイヤに戻して、空気を入れて‥、「プシュー」、なんで‥?
やっと気付きました。
なんという単純なミスか。
タイヤ本体に「クギ」が刺さったままになっていました。
そらなんべんチューブ直しても、また穴あくわな。
技術を売りにしている我が社で、こんなミスをしちゃうとは恥ずかしい限りです。
わざわざブログで公開することもないんですが、ま、いいでしょう。
全くミスをすることのない人間はいないと思いますし、要はミスのリカバリー技術と、繰り返さないことですよね。
さて、気を取り直して、試運転。
なかなか手触りのいいハンドルになりました。
ゴキゲンさんです。
ハンドルの真ん中「YOUNG」の文字。
今時ヤングて!
と突っ込みたいところですが、なんせこの車昭和44年式。私と同い年です。
このエンブレムもボロかったので、アルミ板を磨いて、文字をサンドブラストで仕上げました。
ちなみにメーターパネル(の文字盤)も手作りです。
パソコンで作ったんですが、精密になりすぎないようにしています。
そんなわけで、田植えの終わった水田がきれいです。
ここ安土町はいいところです。