アベリアの花の香りに誘われたか「オオスカシバ」が飛び回っていました。
ものすごい速さで羽ばたいているので、「透明な羽:スカシバ」は1/500秒位のシャッタースピードでは写真に写りません。
ふさっとしたウグイス色の毛をなでてみたら気持ちいいんじゃなかろうか。
といつも思います。
こんな可愛いムシですが、ガの仲間です。
近くを「ホウジャク」も飛んでいました。
こいつは前に一度紹介した事がありますね。
どちらも長い口を伸ばして花の蜜を吸うんですが、よく見るとオオスカシバは花に前足をちょこっとかけています。
これに対してホウジャクは足を全部たたんで、完全ホバリングなんですね。
ごく近い種類のムシなのに、ちょっとした習性が違うのは非常に興味深いことです。
でもオオスカシバは可愛いなあ。
幼虫はなかなかに気持ち悪いアオムシですが。