毎年この季節になると、鯉の産卵を見ることができます。
何十匹もの大型の鯉が浅瀬でバシャー!バシャーンッ!とダイナミックに泳ぐ姿は、なかなか迫力です。
私たちも自然の生態系の中で生きているんだなあ、ということを実感します。
でも池自体は人工のものなんですよ。
野生ってすごいな。
写真は、もひとつです。
ちなみに、場所は秘密という訳ではないんですが(近隣住民なら知ってる所)、ときどき投網とか罠とかで、根こそぎとっていこうとする人がいるんで、そんな人が増えないように、ブログでの公開は控えますね。
とったらダメってことはないと思うんですが、私は毎年の観察を楽しみにしているんで、「釣り」じゃなくて「漁」でとっていく人には反対です。
でも、同じ産卵シーンを見ても「獲りたい」と感じる人と、「自然ってすげえ」と感じる人がいるのも面白いですね。
「獲りたい」は、人間の狩猟本能に根ざす感覚でしょうし、より動物的、より自然に近い、より生態系、つまり、エコですね。エコロジーです。
それと比べて、私は飽食の時代に育ったからでしょうか。獲りたいという感覚は少ないですね。やっぱり珍しいシーンをもっと観察したいと思ってしまいます。
弱肉強食の野生では、こんな甘いことでは生き残っていけないですね。私は脆弱なヒューマンです。
…しかし、それで生計をたてている漁師さんならともかく、自分で食べる以上(?)の量を、それも「産卵」しているところを、効率よく獲っていくのって、正直節操ないと感じてしまいます…。
微妙に毒吐いちゃったかしら笑?