裏庭のアスパラに、テントウムシがいました。
ナナホシテントウ
日本のザ・テントウじゃないでしょうか。
シガ防虫のロゴマークにもこのテントウムシがついていますが、実はそれには、少し意味をもたせています。
まず、ナナホシテントウって、かわいいですよね。
それが一番の理由。
親しみやすいロゴマークになるかと思いました。
さて、こやつは害虫でしょうか?益虫でしょうか?
人にとっての害虫・益虫で考える時、ナナホシテントウは益虫と言えます。
なぜなら、大好物が「アブラムシ」だからです。
つまり、農業で重要な害虫であるアブラムシの天敵なのです。
じゃ、同じテントウムシの仲間で、ナナホシよりもっとたくさんの点のある「ニジュウヤホシテントウ」は?というと、害虫なんですね。
ナス科の植物を食べてしまう農業害虫なのです。
同じ昆虫で、かなり近い種類でも害虫か益虫か分かれてしまう。
彼らはあくまで自分たちの生活をしているだけなのに、人間の価値観で害虫か益虫か、駆除するか守るか、が分かれてしまうんですね。
私たち害虫防除に携わる人間として、自然、生き物、人間の生態系をどこまでコントロールするか、どこまで守れるか、を深く考えさせられる象徴としてテントウムシを選んだのが二番目の理由です。
アブラムシ ウマー!
ピンぼけです。
もうひとつ三番目の理由。
それは、私の愛車「スバル360」は別名「テントウムシ」と呼ばれているからです。
ちょっと後付けな理由ですが。