以前、このブログでチラッとふれた事のある害虫「ロウムシ」です。
今年も月桂樹に発生してしまいました。
白いのがそうです。
カイガラムシの仲間で、植物に寄生して汁を吸うやつです。
多発すると、見た目が悪いだけでなく、樹勢が低下したり、排出物によって「すす病」を発生させたりします。
身体のまわりがロウ状の物質に覆われているため、普通に殺虫剤をかけても、なかなか駆除できません。
本当は天敵の寄生バチの仲間がやっつけてくれる筈なのですが、ぜんぜんだめです。
殺虫剤を散布するなら、幼虫期(夏前)がいいという事なのですが、その頃はロウムシの発生に気付く事ができず、気付いた時には手遅れ‥というのが毎年のパターンです。
今年も仕方がないので、手で取ったり、水道ホースの水圧で吹き飛ばしたりして対処しました。
ロウムシは、こんな姿なのに昆虫の仲間です。
‥って、本当に昆虫なのか?
どう見ても昆虫には見えないのだが‥。
月桂樹から剥がして裏返してみました。
昆虫?
白いロウの部分をピンセットで剥がしました。
顕微鏡の接眼レンズに、デジカメのレンズを押し付けて撮影しています。
なんか気持ち悪いので、低解像度です。
やっぱり昆虫に見えない。
というか、かなり気持ち悪い。
なんじゃこりゃ。
わし、こいつきらい。