グルメ

すばらしきグルメの世界。

一年ほど前に、山でクロスズメバチを追いかけ回す会に入りました。

「森の小さな狩人研究会(東白川タカブ研究会京滋支部)」です。

詳しくは昨年7月のブログで紹介しました。

簡単に言うと、岐阜や長野に伝わる郷土料理「タカブ料理……いわゆる蜂の子」をとるのを目的に、クロスズメバチ(タカブやヘボと呼ばれる小型種)を探したり育てたり、秋には育てた巣のコンテストをしたりという会です。

会に参加して一年、いまだにそのタカブ料理を口にしたことがありませんでした。

なんかすごく美味しいらしいぞ。

さて、そんなわけで今日は食ってみよう。

まずは山に材料のクロスズメバチ=タカブを獲りにいきました。

意外と簡単にゲット。

タカブの巣

野球のボールぐらいの小さな巣でした。

これが秋にはバスケットボール以上の大きな巣になるんだから大したものです。

巣の中身です。

タカブの巣の中身

このサイズの巣でも三層になっていました。

それぞれの部屋に幼虫やサナギがはいっているのが見えます。

これを食します。

……食えるのか?

なんか気持ちわるいぞ。

ま、でも食文化ってそういうもので、エビやカニ、ウニ、納豆、鮒ずし、最初に食べた人はすごいと思うけど、慣れたら美味いですからね。

鮒ずしは苦手ですけど。

レッツクッキン!

それではレシピ1 バター炒め

タカブのバター炒め

バターで炒めて最後に醤油かけるだけ。

レシピ2 タカブ炊いたやつ

タカブの佃煮

砂糖、醤油、酒、ミリンのおなじみの味付け。

※さあ食おう。

いざ食おう。

レシピは会のベテランさんに聞いてきたので間違いないはず。

でも大丈夫なのか?

みんな本当に食ってるの?

お腹こわさへんかな?

火加減間違ってないかな?

生でも食えるんけ?

※に戻る

0.5秒ぐらいの間に↑を何ループか繰り返したあと、思いきって食べてみました。

うん。

まあまあ美味い。