クロスズメバチ・シダクロスズメバチ

これはあれですわ。美味いやつ。

『クロスズメバチ』『シダクロスズメバチ』

岐阜や長野の郷土食『蜂の子』といえば、この2種の幼虫・サナギです。

このブログでも過去に何度も紹介しました。

クロスズメバチナナホシテントウ

小さい。小さくて可愛い。

知らない人が見たらハエかな?黒っぽいミツバチかな?と思われることでしょう。

オオスズメバチと同じように山で土中営巣します。ごくまれに逆さまにした植木鉢の中とか、鳥の巣箱の中とかで営巣したコロニーの駆除依頼があります。

『蜂の子』を食する地域では、地方によって呼び名が沢山あります。タカブ、ヘボ、ジバチ、スガラ、スガレ、スガリ、ハイバチ、ジスガリ……。滋賀県の食文化としては、あまり馴染ありませんが、岐阜や長野などは良質なタンパク源として古くから親しまれてきたようです。