アイドリングストップ機能を検証したわし。

さてと、作業車のハイゼットに標準でついてくるうんこ機能『アイドリングストップ』で燃費がどれくらい変わるか検証してみました。

アイドリングストップを『on』にして運転したとき『off(エンジンをかけたらオフスイッチを押す)』にして運転したときの結果を時系列に沿って並べました。弊社通常業務(だいたい月間2,000〜3,000キロぐらい走行)での検証です。

アイドリングストップ機能:走行距離(キロメートル)/満タン給油量(リットル)=燃費(キロメートル/1リットル)
on:315/26.7=11.79
on:279.8/25.17=11.11
off:314.2/28.61=10.98
off:306.6/27.52=11.14
on:365.2/31.5=11.59
on:276.2/25.96=10.63
off:356.1/29.78=11.95
off:271.1/25.54=10.61
※小数第3位以下切り捨て

まとめると
on:1236.2/109.33=11.30
off:1248/111.45=11.19

アイドリングストップを『オン』にした状態で11.30km/L
アイドリングストップを『オフ』にした状態で11.19km/L

うむむむむ……。

これは……。ガソリン消費だけ見ると若干(誤差レベルのような気もするが)良くなっているが、必要な専用バッテリーとその交換サイクル、廃棄バッテリーのリサイクル(できるのか?)に伴う環境インパクト、車内電装品のリレーの消耗(機械式のリレーはあんまり使っていないのか知らんが)、エンジン始動時の不完全燃焼状態の排気ガス、など諸々考えるとこれは……。

結論。アイドリングストップはやっぱりうんこ機能。