『レジ袋はプラスチックゴミになって海洋汚染する』という事で、小売店が物品を販売するときはレジ袋を今までのように『込み』料金ではなく『別途』料金にするように法律で定められた。
滋賀県ではすでにスーパーや酒の量販店などで取り組まれていたことだ。
この時は『海洋汚染』ではなく『ゴミの減量化』が言われていたように記憶している。
いずれにしても他のプラスチック製品には全く触れずにレジ袋だけを対象にしているのが理にかなっていて非常に面白い。
レジ袋は他のプラスチック製品よりも海洋汚染リスクが高い(もしくはゴミ問題に与える影響が大きい)から当然と言えば当然だ。
ペットボトルとかお肉のパックとかお菓子の包装紙とか基本的に使用後ゴミになる他のプラスチック製品よりもリスキーな以上、一番に対策をする必要がある。
ってほんなわけあるか。
おかしいやろ。
考えたやつはバカなのか?
何か株価が動くとかこれで得をするやつがいるんじゃないのか。
だいたい海洋汚染対策でレジ袋削減というのがおかしい。
普通に検索したらでてくる『我が国での漂着ごみ調査結果(環境省)』によると平成28年度種類別割合(重量)で一番多いのが『漁網・ロープ』の41.8%、次いで『その他プラスチック(ライター、注射器、発泡スチロール片等』の26.7%、あと『ブイ』10.7%、『飲料用ボトル』7.3%、『その他プラボトル類』5.3%などと続き、『ポリ袋』は0.4%しかないのだ。
本当に海洋汚染の対策をするなら『漁網・ロープ』を考えるべきなのは明白で、消費者サイドに対策を求めるなら『飲料用ボトル』をどうにかする必要があるのではないのか?
……海洋汚染の事をちょっと調べるだけでおかしい要素が出てくる。いや、調べなくてもちょっと考えたら何だかおかしいと違和感を感じる。
海洋汚染だけでなくゴミ問題の目線で考えても釈然としない点は多々出てくる。
又、新型コロナウィルス問題で見ると使い回しのエコバッグより使い捨てのレジ袋のほうが感染リスクが少ないと思われる。
何か子供だましのような、真実に霧をかけたような、本質から目をそらされているような、そんな気さえしてしまう。
実際本当に地球環境に対して人間ができることを考えるなら『経済活動をできる限り抑えて、人口を増やさないようにする』しかないわけ(あくまで個人的な考えだが)で、今回のレジ袋問題は、環境対策に見せかけた何か別の意図が隠されているような気がする。何か試されているのか?
というかそうじゃなかったら国も国民もバカばっかやんけ。
本気でこれでよくなると信じて法律をつくる人、本気でこれでよくなると信じてレジ袋を使わない人……バカばっかやんけ。
あり得るか?あり得るのか??