キクイムシ
●駆除の最も難しいムシの一種です
ヒラタキクイムシやチビタケナガシンクイムシ、タマムシやカミキリムシの仲間などは幼虫が木の中を掘り進んで成長し、成虫まで育った時に木材の表面に穴をあけてでてきます。
このムシの場合、見つけた穴に殺虫スプレーを吹き込んでも効果はありません。なぜかというと、その穴は成虫が脱出したあとだからです。
この被害を発見したときは、すでに付近の木材中にたくさんの幼虫がいると考えられます。
でも、幼虫が木の中にいても見た目ではどこにいるのかわかりませんし、それぞれが独立して存在しているので被害穴がつながっている訳でもありません。
ここが、このムシの駆除が難しいところです。
●駆除
文化財の害虫駆除に使うガス燻蒸と呼ばれる駆除法で退治できるのですが、非常に大掛かりな工事になります。
他に熱を使う方法や時間をかけて薬剤を浸透させる方法などがありますが、大きな効果は期待できません。
ただ、このムシの場合は建物の耐震性に影響を与えるほどの被害になるまでには相当の時間が必要なことが救いでしょうか。
食べる木材に好みがあるので、被害材料を全て取り替えるという手が現実的かもしれません。
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